インターネットを利用しているとき、突然Wi-Fiが切れて不便さを感じる方も少なくありません。オンライン会議で声が途切れて焦ったり、動画が止まってイライラしたりすると、焦りやストレスを感じることがあります。
「最近、Wi-Fiの調子が悪いな…」と感じても、すぐに高価な機器を買い替えたり、複雑な設定を試したりする必要はありません。
この記事では、Wi‑Fiの不調の原因を簡単に特定できる「セルフチェック診断」をご紹介します。専門知識がなくても、原因に合わせた最適な解決策が見つかりますので、一度お試しください。
Wi-Fiが切れる原因を特定する「セルフチェック診断」
Wi-Fiの不調は、原因によって最適な対処法が異なります。まずは以下の3つの簡単な質問に答え、トラブルの原因がどこにあるのかを探していきましょう。この診断によって、無駄な対処法を試すことなく、必要な情報にたどり着くことができます。
診断1:特定の端末(機器)だけ切れますか?
ご自宅のパソコンやスマートフォン、ゲーム機など、特定の機器だけがWi-Fi接続をよく切れてしまう場合、原因は「端末側」にある可能性が高いです。例えば、特定のアプリを使っているときだけ切れる、他の機器は問題ない、といったケースがこれにあたります。端末の基本ソフト(OS)やアプリの一時的な不具合、あるいは機器自体の性能が影響している可能性があります。
診断2:特定の場所だけ切れますか?
「リビングでは快適なのに、隣の部屋に行くと不安定になる」「2階の部屋ではいつも途切れてしまう」といった場合は、「Wi-Fiルーターの電波」がうまく届いていないことが原因と考えられます。
Wi‑Fiの電波は壁や床、家具などの障害物によって弱まります。また、電子レンジやコードレス電話、Bluetooth機器といった家電も電波干渉を引き起こすため、注意が必要です。
診断3:特定の時間帯だけ切れますか?
日中は問題ないのに、夜になると接続が不安定になる場合は、「回線」が混み合っている可能性があります。 特にマンションなどの集合住宅では、同じ回線を多くの住民で共有しているため、利用者が増える夜間帯は回線が混雑し、通信が不安定になることがあります。
また、Wi-Fiルーターが熱を持ちすぎ、熱暴走を起こしていることも考えられます。
【簡単】誰でも試せる対処法5選
セルフチェック診断で原因の可能性が見えてきたら、次は対処法を見ていきます。まずは、誰でもすぐにできて、費用もかからない簡単な方法から始めてみましょう。
対処法1:まずは「再起動」が基本
Wi-Fiに何らかの問題が起きた際、まず最初に試すべきは「再起動」です。パソコンやスマートフォンの動作がおかしくなったときに再起動するのと同じように、ルーターや端末も再起動することで、一時的な不具合が解消されるケースが多くあります。
具体的な手順

- 1.ルーターのコンセントを抜きます。
- 2.30秒〜5分待ちます。(機器に溜まった電気が完全に抜けるのを待ちます)
- 3.ルーターのコンセントを差し込み、すべてのランプが点灯するまで待ちます。
- 4.接続している端末(パソコン、スマートフォンなど)も再起動します。
対処法2:Wi-Fiルーターの「置き場所」を見直す
Wi-Fiルーターをどこに置くかは、電波の届きやすさに大きく影響します。以下のポイントを参考に、設置場所を見直してみてください。

床から1〜2mの高さに置く
電波は球状に広がるため、床に直接置くよりも高い場所に置いた方が家全体に電波が行き渡りやすくなります。棚の上や壁面の高めの位置など、足元の障害物の影響を受けにくい場所が理想です。
家の中心に置く
家全体をカバーできるよう、間取りの中心に近い場所に置くのが理想です。廊下や吹き抜け付近は電波が通りやすく、各部屋に均等に届きやすくなります。
家電製品から離す
電子レンジやコードレス電話、Bluetooth機器、ベビーモニターなどは電波干渉を引き起こすことがあります。これらからできるだけ距離をとって設置してください。
障害物を避ける
壁や家具、ドアなどの電波を遮るものから離して設置します。特に金属ラック、水槽、鏡は反射や減衰を起こしやすいため避けるのが無難です。
対処法3:一時的に「機内モード」をオン/オフする
特にスマートフォンでWi-Fiの接続が不安定になったときに有効な方法です。スマートフォンの設定から「機内モード」をオンにしてから、数秒後にオフに戻す だけです。
この操作を行うことで、Wi-Fiやモバイルデータ通信、Bluetoothなどすべての無線通信が一度切断され、再度接続し直されます。一時的な接続エラーや不具合を解消するのに役立ちます。
【原因別】再発を防ぐための根本的な対処法
簡単な対処法をすべて試しても状況が改善しない場合は、ここからはより根本的な解決策に取り組みます。
端末が原因の場合の対処法
セルフチェック診断で端末側に問題があると判断した場合は、以下の対処法を試してみてください。
OSやドライバのアップデート
端末のOS(基本ソフト)や、Wi-Fi関連のドライバ(機器を動かすためのソフトウェア)が古いと、正常に通信できないことがあります。最新の状態にアップデートされているか確認しましょう。
ネットワーク設定のリセット
端末のネットワーク設定を一度リセットしてみるのも有効です。再設定が必要になりますが、古い設定情報が原因で発生していた不具合を解消できます。
キャッシュやアプリのクリア
ブラウザやアプリのキャッシュが溜まりすぎると、端末の動作が重くなり、通信に影響を与えることがあります。定期的にクリアすることで改善する場合があります。
ルーターが原因の場合の対処法
ルーターに問題があると考えられる場合は、以下の対処法が有効です。
ルーターのファームウェアを更新する
ルーターのファームウェア(内部プログラム)を最新版にすることで、不具合が解消されたり、セキュリティが強化されたりします。
Wi-Fiの「周波数帯」を変更する
ほとんどのWi‑Fiルーターには、「2.4GHz(ギガヘルツ)」と「5GHz」 という2つの周波数帯があります。それぞれの特徴を理解して使い分けることで、通信が安定することがあります。
・2.4GHz
電波が遠くまで届き、壁や床などの障害物に強いのが特徴です。ただし、他の家電製品と干渉しやすく、通信速度が遅くなりがちです。

・5GHz
電波干渉を受けにくく、高速で通信できます。一方、障害物に弱く、ルーターから離れると電波が届きにくくなることがあります。

お使いのWi-Fiルーターが両方の周波数帯に対応している場合、スマートフォンやPCのWi-Fi設定画面で、接続する SSID(Wi-Fiの識別名)を選ぶ際に、
「xxxx-A」や「xxxx-5G」といった名前のものが5GHz帯、
「xxxx-G」や「xxxx-2G」といった名前のものが2.4GHz帯
であることが多いです(ルーターの機種によって表示は異なります)。
接続台数を見直す
Wi‑Fiルーターには、同時に接続できる端末の数に限りがあります。古いルーターに多数の端末が接続している場合、処理が追いつかずに接続が切れることがあります。
接続台数は機種によって異なります。ルーターの取り扱い説明書やメーカーのサイトで最大同時接続数を確認できますので、確認してみてください。推奨台数を超えると速度低下や不具合の原因になることがあります。
回線・環境が原因の場合の対処法
ルーターや端末の設定をいじっても解決しない場合は、利用している回線や周囲の環境に問題があるかもしれません。
回線の通信障害情報を確認する
契約しているプロバイダーや回線事業者の公式サイトで、通信障害が発生していないか確認してみましょう。
回線速度をテストする
スピードテストサイトを利用して、通信速度を測定してみましょう。回線速度が極端に遅い場合は、回線自体に問題がある可能性があります。

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それでも改善しない…最終的に確認すべき3つのポイント
簡単な対処法をすべて試しても状況が変わらない場合は、より根本的な問題が隠れている可能性があります。
ポイント1:ルーターや端末の「寿命」を疑う
Wi-Fiルーターやスマートフォン、パソコンといった機器には「寿命」があります。一般的に、Wi‑Fiルーターの寿命は4~5年程度とされています(メーカーや使用環境により異なる場合があります)。この期間を過ぎると性能が低下したり、不具合が起きやすくなることがあります。「もう5年以上同じルーターを使っているな…」という場合は、買い替えを検討するタイミングかもしれません。
- 購入から5年以上経過している
メーカーサポートやファームウェア更新が終了している可能性があります。 - 再起動をしても頻繁に接続が切れる
発熱やメモリ不足、NATテーブルの枯渇などの兆候である場合があります。 - 特定のランプが点滅しっぱなしになる
エラーや回線障害、ファーム更新失敗を示す場合があります(取扱説明書を参照)。
といった兆候が見られる場合は、ルーターの故障や寿命の可能性があります。新しいルーターに買い替えるだけで、Wi‑Fi環境が改善されることが多々あります。
ポイント2:「Wi-Fi中継器」の導入を検討する
家の広さや構造上、ルーターからの電波が届きにくい場所がある場合は、Wi-Fi中継器の導入を検討してみましょう。

Wi-Fi中継器は、親機(ルーター)の電波を受け取り、それを増幅して遠くまで飛ばす機器です。中継器を設置することで、これまで電波が届かなかった部屋や階でも、安定したWi-Fi通信が可能になります。
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ポイント3:契約中の「プロバイダやインターネット回線」に問題がないか確認する
スピードテストで常に遅い通信速度が測定される場合や、集合住宅で夜間だけ極端に遅くなる場合は、契約している回線自体に問題がある可能性も考えられます。
特に、マンションの備え付けの回線は、多くの住人で回線を共有するため、混雑しやすい傾向にあります。このような場合、速度が安定しない問題を根本的に解決するには、ご自身で光回線などを契約するのも一つの手です。プロバイダや回線の乗り換えを検討することで、より快適な通信環境を手に入れられることがあります。
例えば、「BB.excite光 MEC」(最大1Gbps)は、IPoE(IPv6)方式(混雑に強い通信方式)に対応しているため、混雑を避けて安定した高速通信を提供します。夜間や休日の速度低下に悩んでいる方、リモートワークで安定した回線が必要な方には特におすすめです。

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【Q&A】Wi-Fiの不調に関するよくある質問
Q1: なぜ夜になるとインターネットが遅くなるのですか?
A: 夜間にインターネットの速度が低下する主な原因は、回線の混雑です。インターネット利用者が増える時間帯に、回線が渋滞することで通信速度が遅くなります。特にマンションなどの集合住宅では、回線を共有している場合が多いため、この影響を受けやすいです。もし夜間の速度低下に悩んでいるなら、IPoE(IPv6)方式に対応した回線が解決策になります。BB.excite光 MECは、このIPoE方式で混雑を避けた高速通信を提供しています 。
Q2: Wi-Fiルーターの選び方がわかりません。何を見ればいいですか?
家庭の広さや、同時に接続する端末の数で選ぶのがおすすめです。
一人暮らしやワンルーム
1〜2LDK向け、接続台数10〜20台程度のモデルがおすすめです。接続台数が多い場合は、ファミリータイプも検討してください。
ファミリー向けや広い家
3〜4LDK向け、接続台数20〜30台程度のモデルがおすすめです。中継器機能やメッシュWi-Fi対応のモデルを選ぶと、家全体で安定した通信ができます。
オンラインゲームや動画をよく見る
最新の通信規格「Wi-Fi 7」や、高速通信に特化したモデルを選ぶと、より快適です。
Q3: 賃貸住宅でWi-Fiが遅い、切れるのはなぜですか?
賃貸住宅では、以下の3つの原因が考えられます。
入居者全員で回線を共有している
マンション全体で一本の回線を共有している場合、利用者が多い時間帯は回線が混雑し、通信速度が低下したり、接続が不安定になったりします。
建物の構造
壁がコンクリートで厚い場合、隣の部屋からの電波干渉を受けにくくなりますが、その分ご自身のWi-Fiの電波も届きにくくなります。
ルーターの設置場所
備え付けのルーターが玄関や部屋の隅に設置されている場合、電波が家全体に行き届かないことがあります。
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